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「アンパンマンvsピカチュウ?」~あしかでげんき~

「あかりちゃんご来店~♪」

吾輩はアシカである。が、今日は天神村のタヌキどんに変身である。

さて、旧来からの知人からメールが…。

「週末いらっしゃいますか?」

お! あかりちゃんと一緒らしい♪

「もちろん! タヌキどんが短い首を長くして待っとおよ♪」

あかりちゃん、2歳。

お誕生からずっと写真では会ってるが実際に会うのは初めてである。

「朝からソワソワですね? 何かあるんですか?」

「うん♪ あかりちゃんが来てくれるって♪」

「あの工具大好きで、“ゆうちゃんに続け”の あかりちゃん ですか?」

「そ♪」、「わ~♪ 楽しみですね~♪」

「こんにちは~♪」と 入口であかりちゃんのママの声。

「あれ? あかりちゃんは?」

「一緒なんですけど中に入ろうとしないんですよ…」

みんなが白衣だから病院だと思ってるようである。

「あらあら、お口がとんがりコーンになっとおよ~♪」

今日はアンパンマンのミュージカル観劇らしい。

「あかりちゃん、楽しみやねぇ♪」相変らずとんがりコーンである。

「それがですね、少し前にお友達からピカチュウの縫いぐるみを貸してもらったらピカチュウが大好きになってしまって…。ミュージカル、楽しんでくれたらいいんですけど…。」

チャイルドシートでも、お昼寝タイムでも、おままごとでもピカチュウらしい。

「先々週まで寝ても覚めてもアンパンマンだったんですよ。しかし、こう言うキャラクターを生み出す人って凄いですよね。何も知らない子どもを夢中にさせるんだから!」

感心している場合ではない。

「あかりちゃん、アンパンマンとも仲良しになってきてね♪」

お店を出るや否や、とんがりコーン解消である。

ミュージカルが終わったらしい。

どうやらまた、アンパンマンと仲良しになれたようだ。

めでたしめでたし。




追記♪

あかりちゃんにタヌキ君とキツネ君の縫いぐるみをプレゼントした。

「お家に帰ったら、キツネ君とタヌキ君とアンパンマンとピカチュウに順番にご飯あげてましたよ~♪」との報。

タヌキ君もキツネ君も、あかりちゃんの家族になれて幸せそうである。



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