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「一期一会♪」 ~ゆうちゃんの散歩道~

更新日:5月7日

「お土産♪」


ゆうちゃんが修学旅行から帰ってきました♪


本来なら中学2年生で海外に行く予定だったそうですが、新型コロナの感染拡大で1年延期&縮小、さらに行先も海外から国内に変更。


それでも「楽しかった~!」


「どのくらい楽しかったと?」


「あと30回ぐらい行きたかぐらい楽しかった♪」そうです。


お土産の仕分けが始まりました。


「これはおばあちゃん、これは章くん、えっと・・これは・・」


「へ~、真っ先におばあちゃん? ・・て、“ばあむくーへん”かい!」


「ばあちゃん、ダジャレ分かるかなぁ? 長寿のお守りも付けとこ♪」


「まあ、よかろ♪ で、パパのは?」、「これ」、「これだけ?」、「ん♪」


「たしか・・、お小遣い1万円渡したよねぇ。で、お茶1袋?」


ま、心がこもってるという事にしとこ。高いお茶だなぁ・・。


「パパ~、めっちゃ感動したことがあったと!」、「何や?」


「帰りにね新幹線のホームまで旅館の人たちが見送りに来んしゃったと!」


「ほ~」、「嬉しくて、見えんごとなるまでみんなで手ば振ったと!」


「いい経験したね~♪ これを“一期一会”って言うったい。」


「一期一会?」


「うん。修学旅行やけんもう会うことがないかもしれんやろ?」


「うん」


「それでも旅館の人たちは君たちを精一杯お迎えしてくれたったい。」


「うん、本当やね♪」


「でも“一期一会”はまだ終わっとらんばい♪」


「もう帰ってきたよ?」


「お世話になった旅館の住所は分かるんやろ?」、「うん」


「じゃあ、ハガキでよかけんお手紙ば書きな♪ ここまでして“一期一会”の完了たい♪」


「うん、分かった!」


子供たちにいい体験をさせていただいた「京の宿 綿善旅館」の皆様に心から感謝申し上げます。


追記 「京の宿 綿善旅館」さんから返信のお葉書が届きました♪


パパも行きた~い!



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