「おまけ?」
昨日まで難しい顔して頭を抱えてた ゆうちゃん。
「どうしたと?」
「自己採点したら足らんと。」、「何の?」、「英検・・」
国語と英語が大の苦手の ゆうちゃん。
先日、英検を受けるって聞いたときはビックリでした!
「申込書書いて~♪」、「はいよ。で、何級?」、「5級」
「5級? 4級からしか無かばい!」、「え~~~?」
英検は5級からですが、ゆうちゃんが学校から持ってきた申込書には4級以上しかありませんでした(笑)
「4級? 無理やん!」、「おいおい、諦めるの早くね?」
早速、“先輩”からの特訓が始まりました。
「どんなふう?」、「ギリギリやね」と“先輩”。
後は“当たって砕けろ”&“時の運”です。
「パパ~」、「ん?」
「僕の受験番号で調べたら“合格”って出た・・」
「何かの間違いやろ? 明日、先生に聞いてみ♪」、「だよね~」
結果・・
「陽子先生が大喜びやった!『やればできる子やったんやね~♪』って!」
「50%と70%で60%?
622点が合格ラインで644点?
ギリギリやん!
ゆうちゃんはいつもポテンヒットやね?」
「ポテンヒットって何?」
「おまけみたいなもんかな♪」