「思い出の差」
昨年まで美味しく頂いてたセーヌさんのクリスマスケーキ♪
50年に亘り美味しいケーキで多くの方々を笑顔にして来られましたが残念ながら引退されたので・・
今年からはご子息、アーク・アン・シエルさんのケーキです。
ゆうちゃんは晩ご飯も食べて準備完了!
「ケーキ食べてよか?」、「いいよ~♪」
「かじってないよね?」、「ん? 何のこと?」
「去年かじったやん!」、「そうやったっけ?」
私は全然覚えてないのですが・・(2020.12.25参照)
「よお覚えとおね。ま、忘れよ♪」、「んにゃ、忘れん!」
「はいはい、今日は好きなだけ食べてよかけん♪」
飾り付けを済ませて・・いざケーキカット!
「う、しまった!どげん切ろうか?」
一旦、飾り付けを外して・・いざ!
「いっただっきまーす! うめ!」、「うん、美味しいね♪」
「でも・・、なんか違うね?」、「なんが違うと?」
「なんやろか? 分からんけど、なんか違う気がする」
親子であってもお店も個性も異なるんだから違って当たり前なんですが・・。
「それはね、きっと、思い出の差だと思うよ♪」
「思い出の差?」
「そう。初めてセーヌさんのケーキを頂いたとき、ゆうちゃん、『うめ!うめ!』ってはしゃぎながら、目をまん丸にしながら食べたやろ?」
「うん、おいしかった~!」
「ね。 それが“思い出の差”だと思うよ♪」
「へ~」
「ゆうちゃんが大人になっても薬王寺のタケノコとお米の味は忘れないと思うよ♪」
アーク・アン・シエルさんのケーキが思い出の味になる日もきっと近いと思います♪